NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

ワインセレクション・2014

華やかに、厳かに、静かなワインセレクション・2014

ー INDEX ー


 

 

ANAワインセレクション2014が開催された。

2014年度の機内ワインセレクションは、9月20日にビジネスクラス・ワイン選考会、9月27日ファーストクラス・ワイン選考会が、溜池山王にあるANAインターコンチネンタルホテル東京1F春日で行われた。今年度は、空港のラウンジで提供するワインの選定も組み合わされた。

ワインセレクションのスタートから、リーダーとしてシニアソムリエ・井上勝仁、参加二年目を迎える、マスター・オブ・ワインの称号を持つ、ネッド・グッドウィン、ANAケータリングサービスの機内洋食シェフ清水 誠、そのほか、ワイン・アドヴァイザー、ソムリエ資格を持つANAグループ社員や現役CAなど総勢20数名のメンバーで行われた。

会場には、厳選された世界のワイン約2100種の中から絞り込んだ281種(機内225種+ラウンジ56種)のワインが、カテゴリー毎に、銘柄がわからないよう黒い袋で覆われて中央のテーブルに並べられている。

その模様は、静寂の戦場のようだ。

審査委員たちは、並べられたワインをグラスに注ぎ、自分のブース内で、香りや味、それに加えてワインが持つ各々の雰囲気を感じながら、ANAに相応しいワインを選考するためのテイスティングに真剣に取り組んでいる。

厳かな会場内は、緊張感の中、整然と進められている。

今年は281種(機内225種+ラウンジ56種)のワインの中から数十本が2014年ANA機上と、今回からラウンジでも提供される。

20日ビジネスクラス、27日ファーストクラス、共に選考基準や方法は同じである。

各委員の前には用紙が置かれ、試飲したワインは点数とメモで記入されていく。

朝9時半から、休憩を挟み、夕方5時半まで続くテイスティングは非常にハードだ。

 

ワインセレクションは、ANAの機上ゲストたちが空の上で至福の時間が過ごせるよう、ワインセレクションの運営に関わる人たちが少しの妥協も許さないサービス追求のための一つのプロセスだ。

こうした積み重ねが素晴らしいワインのエンターテイメントを機内で生む。

 

2003年から始めたというこのワイン選考は、ANAが目指す“おもてなし”に繋がる。

社員全体から沸き上がったアイディアの一つと言う。

ゲストたちへの“OMOTENASHI”はANAの理念だ。

2008年から、ワインセレクションとして正式に発足した。

ファーストクラス・ワインセレクション会場

ビジネスクラス・ワインセレクション会場

ワインセレクション会場の雰囲気

飛行機の旅は、ただお客様を目的地まで運ぶということではない。充実した旅を求め、心地よさに包まれたいというゲストたちに、どう旅の演出ができるか。そこには、CAによるサービスだけではなく、地上で機内サービスを支えるスタッフたちの力量が窺える。

厳かな会場で選ばれたワインはゲストたちを虜にしていまう魅力に富んでいる。

 

取材・nagasawamagazine

フォトグラファー・五頭輝樹

 オフィシャルHP
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