NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

ANA 機内、ラウンジ、日本酒選定会  2017

進歩しづつける日本酒の凄さ!

7月7日、ANAが誇るラウンジや機内で提供される日本酒の選定会が、ANAC川崎工場3階のプレゼンテーションルームで行われた。

毎年、ワインセレクションと合わせての大事なイベントだ。

午後3時、日本酒選考会はスタートした。

試飲に参加するメンバーは、毎年、新しい参加者を加えて数十人が選ばれる。日本酒選定チームは、CS&プロダクト・サービス室商品戦略部の岡部長トップに集まった。

客室センターからは、現役客室乗務員二人。

ANACケータリングから、和食担当シェフ二人。

全日空商事から、丸常務はじめ、全国からの日本酒仕入れ企画担当者。

ANA商品戦力部からは、岡部長以下、毎回選考会に参加している、国内線、国際線、および、地上サービス企画担当のベテラン組も健在だ。

そして、また、THE CONNOISSEURS(ザ・コノシュアーズ)のメンバーである日本酒評論家、太田和彦氏(BS放送で居酒屋を巡る番組を持つ)の存在は大きい。

 


この選考会には4月ごろから全国から多くの銘酒が集められ、その中から60数本に絞り込んだ日本酒が並べられる。

昨年までは、日本酒の生産名を明らかにしていたが、今回からは、ラベルを見て有名銘柄に瓶に偏らないようブラインドをしての試飲会だ。




まず、日本酒選考会の順番は、

 

A    SUITEラウンジの四種類18本が選ばれる( 純米大吟醸、純米吟醸)

 

B 国際線ビジネスクラス(短距離+中距離アジア線)

    国内線プレミアムクラス四種類を選定。

 

C ファーストクラス・ビジネスクラス兼用(長距離・中距離用)

        三種類を選定。

 

休憩をはさんで、

 

D     ファーストクラス、二種類15本が選ばれる。(主に純米大吟醸)

 

毎年感じていることだが、テイスティングをしている人たちの楽しげな姿は嬉しい限りだ。お酒の好きな人たちには違いないが、自分たちが選んだお酒が世界の空で華々しくデビューするのだから責任もあるが、嬉しくもあるはずだ。

数時間で選定するお酒の本数は60数本だから大変だと思うが、皆さん、酔いもせずに、会場のお酒に挑んでいく。

テイスティングをしている時に話しかけてはいけないのだが、無理を承知で聞いてみた。

全日空商事の我謝正浩さんとANA商品戦略部の信岡康子さんは、にこにこと応じてくれた。

我謝さんは今回が初めての参加、信岡さんは2回目だそうだ。

お酒は好きですか、と聞いたら、「好きです!」とお二人とも嬉しそうに答えてくれた。

「私たちが選んだお酒が世界の空で、皆様に楽しんで飲まれていると思うと感激です」

また、他のテイスティングをしている人たちにも声をかけてみた。

「疲れませんか?」

皆さん、にこにこと「大丈夫です」と答えてくれた。

人生の縮図ともいえる旅で心地よさに包まれて飲む最高のおもてなし一献。

選んでいるANA最良のテイスターたちに拍手を送りたい。

 


最後に、「珍味」の出番だ。

テイスティングには参加していなかったが、「珍味」を調理した、ANAケータリングサービス和食統括部久保担当部長に今回の「珍味」なる、“おつまみ”について聞いてみた。

「毎回珍味は考えているのですが、難しいですね。珍味は味がはっきりしていて濃いのが特徴なのです、しかし、最近は健康に気を付けているお客様が増えているので、できる限り味に気を配りました」

珍味を食べた人たちからの返事が聞かれないのが残念ですね、と尋ねると、

「いやいや、僕たちの料理が世界に発信できていると思うと最高です」

ANAが持つ、世界最大の優れた寛ぎを演出する彼等のすごさに改めて感動した。

 

最後に、日本の酒文化の素晴らしさを、太田和彦氏に問うと、

「酒の神話を生み出す力は、日本の酒文化の進化にあります,そして、いま『熊本』『三重』の酒が注目です」と答えてくれた。 

 

2017年のANA日本酒が出そろった。

2018年はどんな日本酒が出そろうのか、期待は膨らむ。

ANAが誇るサービスの看板は、健在だと感じた。



2016年・7月7日 nagasawamagazine・取材・写真

企画・ANA広報・黒滝 祥子