NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

ANA 機内、ラウンジ、日本酒選定会  2018

ワインを超える日本酒の人気

川崎ANA工場・3F会議場
川崎ANA工場・3F会議場

日本酒の人気は世界で勢いを増している。

いま、ワインを超えて「日本酒」に興味が集まっている世界の国々、半端ではない。

ある海外駐在員が転任先のヨーロッパで飲む酒はほぼ、ワインと決まっていた、日本の戻りヤット日本酒の薫りを味わうことができて幸せだと語っていたことを思い出す、確かに数年前までは日本酒を外の国で味わうことは出来ても相当な金額だった。

しかし現在ではどんな国に行っても日本酒を味わうことができる、それほど、日本酒は世界を飛び回っている。

当然世界の航空会社のラウンジ、機内でも日本酒にお目にかかれる。

素晴らしいことだ。

            「試飲」に励むANA社員たち

「2018・ANA日本酒選定会」が開かれた。

毎年行われるイベントだ「ワインセレクション」と同じように、ラウンジ、機内(国際線ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミークラス)に提供される日本酒の選定会だ。

2017年5月26日川崎のANAケータリングサービス工場(ANAC工場)で行われた。

参加者はANA関係者そして、数社のメディアだ。

「nagasawamagazine」も毎年取材で参加させていただいている。

「選定会」はANA社員たち20数名が参加「試飲」に望む。

参加される男女の比率はほぼイーブンそれぞれ自分が参加する意味をしっかりと心に刻んで「試飲」に挑む。

 

会場には日本全国から集められた「特酒」が細長いテーブルに黒い布でブラインドされた酒瓶が並べられている。

参加者たちの「試飲」をするテーブルは部屋の左右に置かれテーブル上の用紙に「試飲」のポイントを付けていく。

今回の「試飲」に参加されているANA社員のなかには役員クラスから各分野の関係社員たちだ。

カテゴリー別で進行していく。

プロローグは、まず「ラウンジ」で提供される「特酒」からだ。

ラウンジに選出される「日本酒」は8本だ。

その中から何本かがラウンジに提供される。

続いて「フーストクラス」限定の銘柄、そして「ファースト・ビジネスクラス」に提供される銘柄、更に「中・短距離ビジネスクラス、国内プレミヤムクラスで提供する銘柄が選定される。

そして、酒のつまみ「珍味」の舞台となる。

珍味に挑む和食シェフの晴れ舞台のエピローグだ。

選考会は結構長い時間が流れる。

 

「試飲」をしているANA社員たちはほぼ、お酒を得意、好物とする人たちだが「試飲」に時間を掛けてけての作業は結構辛い。

しかし、誰一人疲れた様子も見せないのは流石だ。

伊東 裕さん、    大川 澄人さん     丸山 芳範さん   前田 隆平さん

 

「nagasawamagazine」は例年「試飲」に参加しているANA社員たちの何人かに取材をしている。

今回も、数名の人たちに「試飲」の最中に取材をしてみた。

「試飲」会場でいつも感じるのはお酒の「試飲」はお酒の味そのものを感じ、捉えることだ、そして、酒の特徴を表現していくものだと思う。

個人個人の味覚や好み、体調も含め「試飲」という作業は大変だ。

お酒をの飲める人は、飲まない人に比べてそれなりに理解できているとは思うが「試飲」はきつい行為だ。

 

取締役執行役員・伊東 裕さん、取締役・国際関係担当・前田 隆平さん、監査役の大川 澄人さんと、丸山 芳範さん、商品戦略部部長・原 雄三さんの五人が並んで「試飲」されている姿は、とても意味が深い。

伊東さんは「少しでも多くのお客様に喜んでいただけるサービスの提供に参加できてうれしいです」

前田さんは「どれが選ばれるか楽しみですね、頑張っていきます」

丸山さんも「始めてなので、新鮮な感じです」

大川さんは「新しい味と出会うことを期待しています」

選考会の最高責任者、原部長は黙々と「試飲」に励んでいる姿が印象的だ。

皆様「試飲」の参加は始めてだと話す。

試飲する「酒」が満たされている数個のグラスをテーブルに置き、次々と進めていく。

すべてANAを利用されている「お客様」に提供する「お酒」を真剣に選んでいるように見受けられる。

江島 まゆみ さん             片岡 友紀子 さん

魅力的な、お二人の女性に声をかけてみた。

片岡 友紀子さんと、江島 まゆみさんは、現在客室乗務員(CA)のサービスを統括しているお仕事に付かれている。ご自身もCAとして現在も世界の空でご活躍していらしたベテランだ。にこやかに、取材にこたえていただいた。

「お酒は好きですが、こうしたイベントは始めてなので楽しいです」とお二人は話してくれた。

「お客様に提供できるお酒を選ぶ役をいただいて、いま嬉しく試飲を楽しんでます」お二人にANAの優しさを感じた。

左上・原 雄三さん             右上・阿瀬 尚行 さん

左下・CA後藤 美絵さん、羽染 由紀子さん、 右下・シェフ・菊池、萩原、川村さん、

   ラウンジ担当 加藤 さん

酒評論家・大田和彦さんを中心に、
酒評論家・大田和彦さんを中心に、

ANA関係者、トップの人から通常のANA社員たちが、責任を感じて「試飲」に向かっている姿は、ほほえましく魅力的だ。

そして何よりも「日本酒選考会」のスタート時点からすべてに責任をもって参加された日本酒評論家・太田和彦先生の努力と温かなアドバイスを忘れてはいけない。

 

いつも感じるのだが、「ANA日本酒選考会」企画担当している部署の責任は厳しく重い。

担当の商品戦略部を中心としたスタッフたちのイベントでの動きは見事だ、彼等は「日本酒選考会」「ワインセレクション」など、ANAの全てのサービス(機内、ラウンジなど)を取り仕切る部門だ。

今回の作業を取り仕切る山下 昇一郎さんは全日空商事の飲料担当マネジャーだ。

この業務をすでに三年続けている。話を聞いた。

横幕 崇さん        山下 昇一郎さん           森 誠剛さん   

「この仕事にやりがいを感じてます、三年続けていると選定会の流れも分かるし、お客様の好みも理解できますから・・・」

「試飲」始まる前の挨拶でANAを利用されているお客様のコメントを読んだ

“機内で出されたお酒が気に入りました”という内容のメールだ。

「この作業の厳しさは、何年やっていても、すぐお客様の反応が分からないですから・・・」

「ワインも日本酒もどう選ぶか、基準はANAのお客様に喜んでいただける、それだけです、点数の高い日本酒と、低い日本酒だけで判断するか・・悩みますね」

機内で出される日本酒はお客さまが選べない、あくまでANAがお客様のご意見、ご要望に応じて独自に選んで出している、しかし、お客様の反応を想定することは非常に難しい。

山下さんはANAが選んだ日本酒は最高だという自信を心に刻んでいるよう見え、感じる。

そして、酒のつまみ「珍味」の舞台となる。 珍味に挑む和食シェフの晴れ舞台のエピローグだ。 選考会は結構長い時間が流れる。

       日本酒に合わせて「珍味」の数々、

このイベントの段取りしている山下さんと多くのスタッフたち。

CS&プロダクト・サービス室・阿瀬 尚行室長、商品戦略部・横幕 崇チームリーダー、鳥巣 奈美子アシスタント・マネージャー、WILLA・ TOスパーバイザー、そして、ANAケータリング、菊池、荻原、川村シェフたちと、三人の美しいCA後藤さん、CA,羽染さん、ラウンジ担当の加藤さん、たちが「選考会」を盛り上げていたことは素晴らしい。

全ての責任をもって進行する部門の社員たちは、表舞台で活躍しているにいる社員たちと違ったプレシャーを肌で感じ取っている。

世界の空で華やかに踊って演じているANAは、こうした裏ステージで積み重ねた結果が評価されているのだと実感した。

彼等の明るく楽しい雰囲気でありながら、真剣に仕事に取り組む姿勢が凄い。

 

裏舞台を作り上げている人たちを取材したいと感じた。

意義ある「ANA日本酒選考会」の取材でした。

 

 

協力・ANA広報部・大田 優美子

取材・写真・Nagasawamagazine・編集部・2017・5・26・