NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

ANAファーストクラス・CAの自覚

機内対応の素晴らしさ表現!

6月号で特集した「ANAファーストクラス・和食」にたくさんの反響をいただき、読者のみなさんの機内食への興味は計り知れないと感じました。

nagasawamagazineは、今後もこの機内食特別企画を続けていきます。


機内食を提供する側としての姿勢は、食を作る側ばかりではなく提供する機内のCAの役割の大切さ、自覚などが問われます。

ファーストクラスを利用されているゲストたちは、エアーラインの最高のサービスと、ホスピタリティが提供されることが当然と認識しています。

そして、対応側のファーストクラスCAたちも、ゲストが「和食」「洋食」を問わず食の知識も高く、味覚はもちろん、すべての面で優れている方々であることは充分承知しています。

今回、ヨーロッパ、アメリカ路線でファーストクラスを担当している二人のファーストクラスCAに機内でどんな食のプレゼンテーションをしているのか、いくつかの項目を書面で聞いてみました。

ウェブ上とはいえ、現役のCAがファーストクラスの機内食について、話すことはまずないでしょう。それも、ファーストクラスを利用しているゲストたちとの会話の一端を話すことなどできないのも当然です。しかし、今回は特別にnagasawamagazineのために、ファーストクラス担当のCAが編集長の質問に答えてくれました。

金澤CA

金澤 純子(Junko Kanazawa)


成田入社(95年)
数年後、関西空港支店に在籍

現在、羽田空港、客室部配属

現担当路線、ワシントン、シンガポール


質問と回答

機内食をお配りする時に特に心掛けていることは?

お好きなものを好きな時に、お召し上がりになることを前提にご提案し、お客様、一人一人のために仕立てられた空間を演出できるように、心掛けます。

メニューにまつわるストーリーをご紹介し、お食事の楽しみを演出します。

 

ゲストたちに食前、食後の感想を伺うことはありますか?

お食事の感想は伺うことが多いです。いただいた貴重なご意見を関連部署に伝えて、更に素晴らしい内容のサービスが提供できるように心掛けています。

 

食事中の気配り、ベストな雰囲気を作るために心かげていることは?

さりげなく進歩状況を確認し、お客様にとってベストなタイミング、 お食事の状態でお料理をお持ちします。具体的にお肉の焼き具合等はお伺いします。

ソムリエの資格を活かし、お料理に合わせたワインをその都度お勧めしております。

松岡CA

松岡 清子(Seiko Matsuoka)


秋田県出身

アメリカ路線・ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス。

食べることが大好き(特に肉が好き)

最近ゴルフにハマっている


質問と回答

機内食をお配りした時に特に心掛けていることは?

メニュー説明の際には、産地や取材の料理方法等を交えて、お客様とお話ししながら提供するように心掛けております。

また、料理に合わせてお飲み物もお勧めしています。

 

ゲストたちに食前、食後の感想を伺うことはありますか?

 お食事の感想は、食後だけでなく食中にも伺うようにしています。

和食のコースは、ボリュームが多いので、途中で箸が止まっている方もいますので、その後のメニューをお伝えし、お客様の状況によって提供内容を変更することもあります。メニューは、三か月ごとに変更するので新しいメニューの際には、伺った感想を会社に伝えております。

 

食事中の気配り、ベストな雰囲気を作るために心がけていることは?

お食事や、お飲み物の進み具合を常に気にかけ、特にお客様のタイミングにあわせたサービスをするよう心掛けています。器を下げるタイミングについては、早すぎず、遅すぎずといったところに気を配っております。ほとんどのお客様がヘッドホンをして映画をごらんになっている ため、お話しかけるタイミングにも注意しております。

編集長・談

ANA・ファーストクラス・CAの金澤さん、松岡さんに感謝です。

お忙しく、お疲れなのに編集長の質問に自筆で答えてくれたことは、すごくうれしいことです。“ANA・最高のおもてなし“を実践なさっているお二人だからこそだと、感じました。有難うございました。