ANA ワインセレクション・2016
華麗なANAワインに乾杯!・香り立つワインが機上へ!
飽くなき挑戦にこそ、未来が開ける、という言葉がある。
ANAが常に目指している空への確かなビジョンは、世界の航空業界の地図を塗り替えていく強力なリーダ-シップとなる。
成功のカギを握っている一つに機内サービスがある。
その、スーパープロジェクトの一つが、「ANA・ワインセレクション」だ。
「ANA・ワインセレクション・2016」は、今年はANA羽田工場で開かれた。
羽田空港で離着陸する飛行機を眺めながらの「ワインセレクション」は、一段と熱感が高まっていた。
テーブルには、世界各国の葡萄畑から生まれ集まった数々のワインの銘酒。一本、一本、黒い布に覆われている葡萄の香りとその生産に関わった人たちの情熱に出合うことができる。
個性的なワインを生産しているワイン畑で働く人たちの素顔、作り方のスタイルを感じる素晴らしい雰囲気だ。
この場を仕切る天才ソムリエ、井上勝仁、 ネッド・グッドウィン。
二人のグラスに向ける鋭い瞳に遊びは無い。
nagasawamagazineの、「ANAワインセレクション」取材参加は三回目を迎える。
今回も二人の天才ソムリエを加えた10数人が真剣なワインテイスティングの奥深さに触れる。何千本から選ばれた黒い布に包まれたワインたち。
このワインセレクションを仕切るANAワイン調達担当商事の優れたバランス感覚は確かだ。彼等は3,4月頃から10月の「ワインセレクション」に向けてスタートする。
世界中のメゾン、ネゴシアン(酒商)から集められたワイン資料は数千本に上る、一本一本の試飲はしていられない。その為様々な手段で集められた情報を基に、ワインの素顔に迫っていく。
そこから、選りすぐられたワイン350本ほどが残る。
勿論ワイン価格には一切触れない。
選び抜かれたワインたちがここに並べられる。
素晴らしい醸造家の元の品質の高いワインばかりだ。
その中から、数多くの票を獲得したワイン数十本だけが、生き残ることができる。
香り高く選ばれしワインたち、誇り高きANA機上セラーに収まる。
魅力溢れるワインたちは、クラスごと分けられゲストたちに供される。
機上では、ワインと料理のカリスマによる空前絶後のディナーが始まる。
香り立つワインが機上へ!
次回・12月号「ワインセレクションに挑む、戦士たち」
企画・協力・ANA
取材・写真・nagasawamagazine編集部・(2016・⒑・20)