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誕生日は、なぜお祝いするの?

誕生日になると一つ年を取るから嫌だって言う人がいるけど・・・

はっきりいって、誕生日の1日前と、誕生日とで、何かが違うの?って言われたら、ほとんどの人の場合、特に変りはないはず。

だから、こそ「誕生日になると年を取るからいや!」っていう人がいるのだと思いますが。


じゃ、なぜ誕生日なんてお祝いするの?って話になりますよね?


誕生日は、その日が記念日だからというよりも、この年まで無事に生きていられたことをお祝いする日なんですね。

当たり前といえば、当たり前だけど。

赤ん坊の頃は、朝になって、子供が生きているかどうか心配な親心。
そんな風にして、ようやく1年を迎えられた。
だからおめでとう!!

ハイハイからタッチをして、その辺によろけながらも自分の足で歩けるようになって、危なかっしかったけど、2年目をむかえられたからおめでとう!!

特に、小さな頃は、熱も出せば、一通りの病気も経験します。
まだ身体も弱いし、自分ひとりでは、生きていけないほど、危うい毎日があるわけですよね。ある意味、1年間無事で生きてこれたことは、大げさではなく奇跡なのかもしれません。だからこそ1年、また1年と無事に過ごせたというお祝いになる。

そして、来年も無事に迎えられますようにという祈りになる訳です。

中だるみの20代~30代

20代以降になると、仕事も出来るようになり、順調に行けば、子供の頃に比べれて身体も丈夫になっています。交通法規だってしっているし、多少の無理をして体調を崩したって、1日も寝れば復活。

そうなってくると、お誕生日は、加齢のためのカウントダウンみたいになってきちゃう。
だから、お祝いな気分じゃないよねぇ。。。

元気のない、年寄りに一歩一歩近づいてるんじゃーん。。。
てな感じで、めでたくないよねぇ~ってことになってくる。


女子なら、あぁ・・・また友達が1人嫁にいく。
私は、まだ不幸せなままだぁ・・。

結婚して子供が出来たら、出来たで、いいなぁ~独身時代が懐かしいなぁ。

みたいな結構不満だらけの人生を歩んでしまっている人も多かったりする。

これが40代50代になってくると状況は一変

気がつけば、友達が何人かいなくなっていることに気がつく。

交通事故で突然、居なくなる奴。

病気で居なくなる奴。

恩師や、親、兄弟などを亡くすなども少しずつ増えてくるんですね。

なんとなく体力にも自信がなくなってくるし、根気も・・・

こうなってくると、明日は我が身なのがジワジワと迫ってくる時期になる。

体調を崩しても、若い頃のようには復活しないし「来年の誕生日は本当に迎えられるのかなぁ」なんて不安も出てきたりする。

こうなると、誕生日を迎えられる喜びもまたじわりじわりと沸いてくるわけです。

そう考えると誕生日はお祝いの日ではなく感謝の日!

つまり誕生日は自分を祝う日ではないんですねぇ。

家族や、友人、そしてお世話になった人、etc...そんな人たちが、無事に一年を過ごせたことを祝う日なんです。

それでは、自分はというと、来年も、この友達や、家族や、お世話になったこの人達が、全員揃っていることを願いながら、生んでくれた親に感謝し、そしてお祝いをしてくれた友達に感謝する。

あぁ、ありがたい、ありがたい!!

誕生日っていいものですよ。

年を取れば取るほどめでたい誕生日

子供は成長して立派に巣立っていった。
果たして幸せだろうか・・・。
何か困っていることはないだろうか?

生きている間に孫の顔は見れるのだろうか?
来年もこうして元気にあるいていられるのだろうか?
友達は何人残っているのかなぁ。
次は俺の番なのかなぁ。。。

そしてようやく迎えた誕生日なのに、息子も嫁も、お祝いに来てはくれない。

そんな悲しい思いをさせては居ませんか?
遠くていけないのなら電話の一本でもいい、「おめでとう」って声を掛けてあげてください。そして、来年の誕生日もお祝いできることを祈りましょう。

感謝を込めて。。。

赤ん坊が生まれた時と同じです。
1年を無事に送れることは、年を取れば取るほど、奇跡になっていくのですから。