NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

気になる  ファッション  2

洒落おやじ・工藤毅志

「ISSEY MIYAKE MARUNOUCHI」

ISSEY MIYAKE INC. のプレスルームから、新ショップ、ISSEY MIYAKE MARUNOUCHI(丸の内店)4月4日オープンのお知らせと前日プレスデイ4月3日(金)への招待状が届いた。プレスリリースの案内には「今までにないものを人々の快適な日常のために」という三宅一生の普遍的なものづくりに触れることの出来るショップです。赤を基調としたスペースデザインは吉岡徳仁氏。この特別な空間へ、是非お越しください。とあった。

三宅一生さんも吉岡徳仁さんも、世界に誇るデザイナーであり、アーティストである。丸の内のブティックオープンで、しかもイッセイ ミヤケである。何はともあれ、当日の予定を確認した。

一生さんとお目にかかったのは今から20年前、1995年、僕が女性誌の編集長時代に、日本ファッションエディターズクラブ(通称FEC)という各出版社から選出されたファッションエディターの集まりで、既に半世紀の歴史ある編集者の会の代表幹事を務めた時、丁度前年1994年に活躍されたファッションデザイナーに贈られるFECデザイナーズ賞を三宅一生氏に決定しての贈賞式の時であった。三宅氏は、1枚の布で体を包むファッションの原点を見事に実現させた「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」が1993年に発表して以来、国内でも海外でも大きな話題となって1994年はファッション誌やブティックの反響も大きかった。

既にこのFEC賞が3度目になる三宅氏は多忙の中、パリから駆けつけて来られて受賞パーティー最後まで、会場となったパークハイアット東京で編集者やファッションジャーナリスト、関係者達と懇親されていた姿をよく覚えている。

この「プリーツ プリーズ」から1枚の布で身体を包む進化は続き、1998年のA-POCなどを経て、単に東洋でもなく西洋でもない服の本質と機能を問う世界服を創造するという姿には脱帽です。

さて、当日、丸の内のショップを尋ねると吉岡徳仁氏のデザインに圧倒された。デザインコンセプトはContrast:歴史と未来、時を経て創り出されたテクスチャとまるで空中を浮遊するかのように存在する赤く染められたトライアングルのアルミニウムによって、歴史と未来のコントラストを表現したという、不思議な空間に、6ブランドが、それぞれの個性を表現しながら、過去と未来を超越したものづくりを発信している。ブティックであると共に美術館でもあるみたいだ。

 

1.HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE プリーツ開発をルーツとした現代男性の新しい日常着を提案、2.BAO BAO ISSEY MIYAKE シンプルなピースが集って偶然が生み出す形や機能、軽くて柔らかく自由自在なバッグやポーチ。2000年に生まれて以来進化中。3.132 5.ISSEY  MIYAKE 生地は再生繊維を使い、「着る人に喜びや幸せをもたらす衣服」を探りつづける一生さんが今提案する「再生・再創造」の考え方と新たな挑戦。その他、4.照明器具 陰翳 IN-EI  ISSEY MIYAKE 5.ISSEY MIYAKE PURFUMS 6.ISSEY MIYAKE WATCHの6ブース。

是非ブティックを覗いて、ご自身で作品を味わってみてください。

イッセイ ミヤケ 丸の内

千代田区丸の内2-3-2 郵船ビル
TEL:03-5221-9900

営業時間:11:00~20:00 
URL www.isseymiyake.com