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日本酒道楽 60

NEXT5分の2          酒好 一男

酒好一男・60

 

 

NEXT5分の2

こんにちは、酒好一男です。

 

今回は、連載第32回「新政」でご紹介した秋田県の若手社長によるプロジェクト「NEXT5」のうちの2酒蔵の日本酒です。

NEXT5は、「新政」の新政酒造、「白瀑」「山本」の山本合名会社、「ゆきの美人」の秋田醸造、「一白水成」の福禄寿酒造、「春霞」の栗林酒造の5蔵で構成されていて、毎年この5蔵のうちのひとつが代表となってNEXT5銘柄の日本酒を発売しています。

日本酒ブームの昨今とはいえ、年々消費量が減っている現状に危機感を覚え、秋田県の日本酒を盛り上げていこうという姿勢には応援したくなります。とくに秋田の酒が好物の私はどんどん盛り上がってほしい取り組みです。

 

●「一白水成」と「春霞」

 

今回ご紹介するのはNEXT5のうちの「一白水成」と「春霞」です。「一白水成」の福禄寿酒造は元禄元年(1688年)創業、「春霞」の栗林酒造は明治7年(1874年)。どちらも100年以上の歴史を持つ酒蔵です。

どちらも私好みの味わいです。ということで、なじみの馬込沢にある矢島酒店で購入してきました。まずは「一白水成 特別純米ささにごり」です。

ささにごりというだけあって、濁っています。おまけに大好物の微発泡。酸のなかに少し甘味があってヤバイですね。なのに、なんと税込2480円です。酒造期間限定の蔵出しなので、店頭で見つけたら絶対買いです。下は同じ特別純米酒ですが、良心と名付けられているだけあって同じ値段で通年販売です。同じ酒米、吟の精と酒こまちを使用しているので、にごりがない分すっきりした味わいです。こちらもオススメです。

一白水成は当然のことながら、愛山も使える酒蔵。右は雄町です。名前の中心に米の名前が書いてあってわかりやすいですね。

つぎに「春霞」、いつもラベルがかわいい銘柄です。今回購入したのは「春霞 純米酒 限定瓶囲い 花ラベル」。この時期だけのタンク一本醸造。こちらもなんと税込2480円。

この2本で5000円でおつりがくるコスパの高さです。

すっきりした甘味が酒好の心をくすぐります。

こちらは左が栗林酒造の地元・美山町の酒米「美山錦」で醸された基本のラベルで、右がそれ以外の酒米で醸された栗ラベルとよばれているものです。栗ラベルは特別純米となっていて、こちらの緑は八反錦ですが、HPでは赤の雄町、黄色の山田錦が掲載されています。

どちらの酒蔵も地元の酒米を使用し、地元の振興に供しています。日本酒は酒蔵のお国柄を愉しむものですので、これからも地元振興を頑張ってほしいと思います。酒好も微力ながら頑張って呑んでいきたいと思います。それではまた。

 

酒好 一男 でした。