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日本酒道楽 58

2018年の初飲の酒は?

酒好一男・58

 

 

2018年の初飲み酒は?

あけましておめでとうございます。酒好一男です。

年末は、2018年最初の酒をどうするか大問題だったわけですが、いつも候補にあがる酒があります。連載第31回「年末年始の日本酒」でも挙げている「山形正宗 純米吟醸 うすにごり生」です。グレープフルーツのようなさわやかな味がいいのですが、2016年末に発売されたものはそのグレープフルーツ度が低かったため、連載第44回「正月は燗酒で」のとおり、「山形正宗 お燗純米」を購入しました。正月=山形正宗は定番です。

 

●「山形正宗」は鉄板

 

さて、2017年はどうだったかというと、いつもの店で「うすにごり」の味見をしてみたところ、かなりいい味になっていたので、正月酒第一候補となりました。

そして、年末のある日、東武野田線馬込沢駅近くにあるいきつけの矢島酒店に向かったわけです。大量の日本酒の中で探しても見つかりません。近くの店員さんに聞くと、まさかの売切れ。途方に暮れたのは言うまでもありません。

残念ながら売切れだったうすにごり

 

 

 

 

 

しかし、気を取り直して、同じ山形正宗の「純米吟醸 金箔酒」をセレクト。古来よりおめでたい席で愉しまれてきた金箔入りの日本酒です。若干うすにごりな酒の中にキラキラと光る金箔が舞っています。

品質には定評のある「山形正宗」ブランドでこういった商品が企画されるのは伝統を守っていく点でもありがたいですね。

 金箔が舞っておめでたいです。

 

●もう一本は「鳳凰美田」

 

年末年始でいただくと一升瓶一本では心もとないということで、もう一本選んだのが、こちらも間違いのない栃木県「鳳凰美田」です。商品を見ているなかで格安のものがあり、迷いなく選びました。「鳳凰美田 本吟 無濾過本生」。なんと税込み2376円。通年商品としては製造されておらず、ごくまれに発売となるものだそうです。店で出会う酒から選ぶ「一期一会」を大切にしている酒好の本領発揮というところでしょうか(笑)

こちらは新酒を搾った雫をそのまま瓶詰めした生酒に醸造アルコールが添加されているので、いつものフルーツのような甘味のある「鳳凰美田」にキレが加わったものになっています。

そしてもうひとつ

 

 酒好が正月に飲むのはこの2本ですが、大学3年の娘が興味があるということで買ってきたのが「獺祭」のお試しセット税込2700円です。

獺祭の「2割3分」「3割9分」「50%」が1合(180ml)ずつ3本セットになっているもので若干割高ですが、「2割3分」は一升で1万円しますから、どのようなものなのかを試してみるにはいいのかもしれません。一時は品薄になっていましたが、京橋の明治屋ではかなりの量が在庫してあるようなので、興味のある方はぜひお試しください。

今年もさまざまな酒を愉しんでいきたいですね。

 

酒好一男でした。