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2015年4月号

日本酒道楽・30 酒好一男

ボジョレー・ヌーヴォー 2015

 

 こんにちは、酒好一男です。

今回は時節柄、ワイン界の一大イベントとなったボジョレー・ヌーヴォー解禁日がありましたので、酒好も試してみました。

もともとボジョレー地方の「地酒」だったワインですが、その独特な製法によって新酒のうちに味わえると世界中から引き合いがきて、中には十分に出来ていない製品までが出回るようになったため、フランス政府が11月15日を解禁日として発売することを制定しました。その後、11月の第3木曜日ということになったのですが、それをきっかけとして、パリのレストランを中心に大ブームとなり、日本ではバブル期に空港まで行ってヌーヴォーを楽しむイベントがあったほどの大ブームとなりました。

生産量のほとんどを占める赤ワインのブドウはガメイ種というあまり聞きなれない種類で、白もシャルドネでわずかに生産されています。フランスではAOC(アペラシオン・ド・オリジーヌ・コントローレ)という基準が設けられていて、使用するブドウなどが厳しく制限されてます。

記憶に残る素晴らしい出来

毎年、「50年に一度」、「100年に一度」、「過去最高の出来」などのキャッチフレーズで、結局どれが一番やねん! というボジョレー・ヌーヴォーですが、今年は「記憶に残る素晴らしい出来」だそうです。

その独特な製法によって、長期熟成に向かないヌーヴォーですので、できるだけ早く味わうことが大切です。そこで、酒好も試飲するために購入することにしました。

しかし、高い(笑)

おおむね2000円代ですから、それなら熟成されたワインのほうがよっぽど・・・というところですが、まあお祭りということですから、少し調べたところ、やはりありました。庶民の味方の西友に870円(税抜き)のヌーヴォーが。

安いのにわりと美味しいワインがラインナップされている西友ですが、nagasawamagazineでも紹介されているグッドウィンさんが持っている最高の資格「マスター・オブ・ワイン」を持つフィリッパ・カールさんが監修していることが大きな理由のひとつなのでしょう。

ではさっそく開栓して、というか、値段なりでプラボトルにスクリューキャップですので、キャップをひねります。早めの消費を推奨していますからプラボトルでまったくかまいませんね。ただ、普通の赤ワインと違って、あるていど冷やして飲まれることをオススメします。



色は意外と濃い目の赤です。例年、酸味があって軽やかな味わいですが、今年は酸味はそのままに甘味がありますね。今年のヌーヴォー解禁はあまり盛り上がっていないようなので、このコラムが掲載されるときもまだ店頭に残っていそうですから、ぜひ味わっていただければと思います。

2015年11月2日

酒好 一男