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2015年4月号

日本酒道楽・25 酒好一男

千葉県の銘酒

こんにちは、酒好一男です。

酒好きな人でも千葉県の日本酒銘柄を即答できる人は多くないと思いますが、実は全国でも7番目の生産量を誇る酒どころなんです

千葉の日本酒生産量は全国7位

酒好きな人でも千葉県の日本酒銘柄を即答できる人は多くないと思いますが、実は全国でも7番目の生産量を誇る酒どころなんです。酒蔵は35軒もあり、それどころか明治33年には237軒もあったというのですから驚きです。


ただ、生産量が多くても、酒蔵も多いということは一軒あたりの生産量は少なく、千葉県の人口は600万人もいるので、基本的には地産池消でやっていける状況のようです。それで、地元以外ではなかなか見ることがないということでしょう。


もともと千葉県はみりんや醤油の産地として有名ですから、発酵技術には優れたものがありますし、日本穀物検定協会でAランクの『千葉県産コシヒカリ』、千葉県産ブランド米『ふさおとめ』など米どころとしても有名です。

その組み合わせで醸された日本酒が旨くないわけがありませんし、それが県外に出ていないというのももったいない限りです。

外房の木戸泉

木戸泉 純米火入れ
木戸泉 純米火入れ

今回、酒好が紹介するのは木戸泉です。千葉の日本酒のなかでは比較的手に入りやすいと思います。蔵は外房の大原にあり、主に千葉県産米を使用、高温山廃モトという昔ながらの方式を導入し、防腐剤を使わず劣化しない長期熟成酒の開発に成功。以後、長期熟成酒の本格的生産に取組んでいます。だからこそ味わえるコクのある深い味わい、喉越しの良さと酔い醒めの爽やかさが楽しめます。

このほかにも蔵で試飲もできる酒々井の「甲子正宗」、成田山新勝寺参道にある「長命泉」、新酒鑑評会金賞を何度も取っている香取市の「東薫」など、お勧めしたい蔵が多くあります。

 

意外と知られていない千葉の日本酒、ぜひお試しください。

2015年・8月

酒好 一男

 編集長・談

 

酒のことなら、何処にでも行く人です。

しかし、仕事が忙しく今回はお隣の千葉の酒、木戸泉を紹介してくれました。喉越しの良さ、穏やかな酒なのでしょう。

飲んでみたいですね。