NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

深江賢に聞く~回顧録スペシャル~
洒落おやじの青春取材記 工藤
特集記事 ANA

日本酒道楽・酒好一男 第2回

今月の日本酒

 写して、書きて、

    酒好 一男

第二回 酒ラベル

 前回は、今ではいろいろな酒米があり、その中でも「雄町」の酒を4本ご紹介しました。

今回は早くも趣向を変えて、商売柄と言いますか、自然と目が行ってしまうラベルについてお話ししたいと思います。最近の日本酒は、若社長の意をくんでいるのか、面白いラベルのものが多く見られます。まず最初にこちらを紹介しましょう。

 

どこかのワインと間違っているのではと思った方もいるかもしれません。それもそのはず、こだわりのワインが有名な長野県の小布施ワイナリーが雪と厳寒でワインの仕事ができない1月の3週間だけリフレッシュ&趣味で極少量造り上げる日本酒「ソッガ・ペール・エ・フィス」です。上が4番酵母、下が9番酵母と、飲むタイミングで何番酵母に当たるかというのも楽しみのひとつです。

 同じように、ワインのようなラベルの鳳凰美田「ワインセル純米吟醸2012」。

 

こちらはなんと、ワイン酵母を使って日本酒を醸しています。ワイン酵母ならではの甘味がとても美味しい一本。2012年から黒ボトルにシルバーに輝くラベルに変わりました。

 つぎは佐賀県の名酒、もはや幻とされるほどの人気を誇る「鍋島」です。あれっ? と思われた方も多いと思いますが、これは「裏」鍋島と呼ばれている、とても稀少なもので、酒販店ではまず見ることはないと思います。この裏文字印刷はわりと多くの銘柄で見られますので、居酒屋等で見つけたらぜひお試しあれ。

 

普通の鍋島はこちらです。

 その他、米、酵母などによって箔の色を変えるというものはよく見られます。こちらは福島県の「写楽」。個人的に非常に好きな銘柄で、開栓したてのときには微発泡な舌触り。

すっきりとした味わいの酒です。

左の赤い箔は「雄町」、右は「ささめゆき」という名前です。

他には、緑の箔、金箔など、ラベルを見るだけでも楽しくなる日本酒が増えています。羽根屋は富山のお酒、山本は秋田のお酒。

気に入ったラベルで日本酒選びというのもアリかもしれませんね。
それではまた。