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2015年2月号

日本酒道楽・酒好一男 第19回

2013年7月28日

こんにちは酒好一男です。

 

今回は、また日本酒に戻ります。

2013年7月28日といっても、かなりの酒好きか山口県の方しか
思い浮かぶことがないと思います。


28日朝から昼過ぎにかけて北部や中部の一部で猛烈な雨となった。
須佐(萩市)で 28日12時20分までの3時間に7月の月降水量の平年値(281.6ミリ)を上回る301.5ミリを観測するなど記録的な大雨となった。
(萩市公式ホームページより)


この豪雨によって、壊滅的な被害を受けたのが「東洋美人」を醸す澄川酒造場です。


2013年末には奇跡的に、わずかに残った酒を他の酒蔵の協力によって出荷することができ、全国の酒蔵や酒販店の方々などの懸命なボランティア活動によって、翌2014年1月に「奇跡の新酒」を出荷できるまでに回復しましたが、現在でも製造できる銘柄はまだ限られており、完全復活とは言えません。


しかしながら、かなりのハイレベルな日本酒を醸しており、それがまた適度な価格で販売しているという、超良心的な酒蔵と言えます。そのため、入手もかなり困難となっています。


今回わたくしが手に入れたのは、「東洋美人 原点 直汲み生」。「奇跡の新酒」が誕生してから1年後の今、販売しているものです。


写真を見ていただくと、原点の文字の下に「2013.7.28」の文字が。ここからまた歴史が始まるという意思の表れでしょう。


『東洋美人』 クリックで拡大
『東洋美人』 クリックで拡大

ただならぬ透明感のある、澄んだ甘みがのどをスーっと通っていきます。また、そのエピソードなども思い浮かべると、特別な味わいを感じます。

使用米も使用麹も明らかにされていませんが、そんな細かいことは気にせず、「東洋美人」そのものを味わっていただきたい一本です。

居酒屋にて『東洋美人 原点 雄町』

こちらはある居酒屋で味わった「東洋美人 原点 雄町」です。

もちろん、東日本大震災で被災された酒蔵もあり、そちらも大変なご苦労をされています。また別の機会にご紹介したいと思います。

ではまた、三月号で、酒好 一男 でした。