NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

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日本酒道楽 41

北陸新幹線で金沢へ

北陸新幹線の顔・精悍と美しい。
北陸新幹線の顔・精悍と美しい。

こんにちは酒好一男です。 今回はしばらくぶりの旅シリーズです。

開業から1年半、北陸新幹線E7系に乗りたいと思っており、ようやく実現しました。

「ブラタモリ」で取り上げられて、金沢の街づくりに関心をもっていましたが、金沢に行くのは友人の結婚式以来25年ぶり。ご存知の通り、北陸新幹線には東海道新幹線の「ひかり」にあたる「はくたか」と、「のぞみ」にあたる「かがやき」があります。「はくたか」と「かがやき」には1時間弱の差がありますので、「かがやき」を選び、朝7時20分発に乗って金沢に向かいました。

 金沢到着は9時51分。2時間30分の旅は「のぞみ」で東京から新大阪と同じくらいでしょうか。意外とトンネルが多く、車窓を満喫というわけにはいきませんでしたね。

下車してすぐさまレンタカー屋さんに向かい、まず向かったのは兼六園……ではなく、現存12天守のひとつ、福井県坂井市にある丸岡城です。酒好のライフワークのひとつとして、現存12天守は死ぬまでに網羅したいと思っており、今回は愛知県の犬山城に続き2城目となります。

金沢駅西口から金沢西インターに乗り、丸岡インターまで約1時間。インターからは約5分ほどで着きます。とても便利なところにインターがあり、助かりました。

丸岡城は安土桃山時代、柴田勝家の甥、勝豊が築城しました。昭和9年に国宝になりましたが、昭和23年の福井地震で倒壊し、30年に再建。その前の25年に文化財保護法が新設され、国宝から重要文化財となり、現在に至っています。3階建てでとてもこじんまりしていますが、急な階段は当時のままという感じがしますね。現存天守のなかでは最古のものとされますが、そこは国宝犬山城と争っているようです。島根の松江城が新たに国宝になったことで、丸岡城も再度国宝にしようという運動があるようですから、頑張ってほしいですね。

 

丸岡城
丸岡城

そこから金沢へ……というわけにはいきません。丸岡城から40分もかからないところに2時間ドラマでおなじみの「東尋坊」があるのです。なかなか行く機会もないので、東尋坊に向かいます。現れたのは東尋坊タワー。昭和39年にできたそうです。上りませんでしたけど(笑)

東尋坊に行くと、まさに2時間ドラマの世界が広がっています。船越某はもちろんいません。片平某もいません。世界でも珍しい奇岩の景勝地です。少し写真を見ていただきましょう。

東尋坊近くの店で福井県の名物おろしそばを堪能したので、ようやく金沢に向かいます。

みなさんは金沢に日本で3番目に大きい砂丘があるのをご存知でしょうか。「内灘砂丘」というところですが、金沢市内から20分ほどで着いてしまうくらい近いところにあります。

実際に着いてみると、大きな砂浜という感じですが、砂浜というには内陸に向かって幅が広いです。せっかくなので、そこで日本海の日没を見たいと思い、その時間を待ちました。日没予定は18時10分。東京は18時くらいでしたので、10分ほど遅い日没です。東日本では海に太陽が沈むことがないので、酒好が日本海に沈む夕陽を見たのはこれが初めてでした。

 内灘砂丘と夕陽

 

初日はこれでレンタカーを返却し、金沢ならではの回転すし屋で地場の魚を堪能して就寝となりました。

金沢市内観光

2日目は、朝、BSの「とと姉ちゃん」を見てから朝食を取り、8時45分に出発です。金沢駅前で北陸バスの一日乗車券を購入し、まず兼六園に向かいました。25年前には兼六園以外の観光地に行きませんでしたので、ほぼ初めて観光するようなものです。

「ブラタモリ」で有名になった辰巳用水を確認し、兼六園内にあるどの水も流れているのに驚きました。日本最古の噴水もあり、40分ほど観光したあと、金沢城公園に向かいました。

 

 

 兼六園の池と日本最古と言われる噴水

 

 

 

今回初めて認識したのは、金沢城はさすが加賀百万石の本拠だけあってデカイ!ということです。残っている石垣の大きさが物語っています。ただ、金沢城址には天守閣が残っていません。もともとあった天守は1602年に落雷で焼失し、それから再建されずに二の丸が中心となっていました。当時のものが残っているのは「石川門」「三十間長屋」「鶴丸倉庫」の3つで、すべて重要文化財となっています。また平成13年に五十間長屋と菱櫓、橋爪門続櫓が復元され、金沢城公園として整備されています。

 金沢城の石川門と橋爪門

 

思いのほか金沢城公園に時間を取られ、昼になってしまいましたが、そこからすぐ近くにある尾山神社に向かいました。尾山神社は前田利家をはじめとする前田家当主が祀られている神社です。まあ、ふつうの神社なのですが、明治になって参拝者が減ったらしく、変わった神門が作られました。ステンドグラスを使った洋風の門を作ったことで話題になったようです。

尾山神社の神門
尾山神社の神門

そこからバスに乗って向かったのは近江町市場です。昼時は少し過ぎていましたが、ものすごく混んでいたので店は諦め、大口商店というけっこう大きな店のなかにある簡易食堂のようなところで軽く昼食を済ませました。これで十分な感じです(笑)

近江町市場で購入した串とビール
近江町市場で購入した串とビール

次に武家屋敷通りに行ってからひがし茶屋町に行き、あまりに歩き疲れたのでお茶をして帰路につきました。

ひがし茶屋町の町並み
ひがし茶屋町の町並み

酒の話

ここまできて、日本酒の話がないことにお気づきの方も多いことでしょう。

そうなんです。今回はあまり酒を飲んでいなかったのです。なので、帰りの新幹線ではカップ酒を2本手配しました。

石川県の酒「菊姫」と「福正宗」です。

つまみは北陸限定なスナック菓子「ビーバー」。塩味の揚げあられです。

東京到着は9時20分。一泊二日の楽しい旅でした。それではまた、酒好一男でした。

 菊姫と福正宗のカップ酒とビーバー

 

酒好 一男でした。