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日本酒道楽 63       酒好 一男

いざ、男体山へ

酒好一男・63

 

 

いざ男体山へ

 こんにちは、酒好一男です。

 

今回は酒とゴルフとともに最近盛り上がっている登山です。今年になって初めての本格的な登山で、交通便利で近場の百名山「男体山」を選びました。

男体山はなぜか赤城山とケンカをしていて、その戦場が戦場ヶ原ということになっています。いわずとしれた活火山(2003(平成15)年に火山噴火予知連絡会が「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」と定義し直しました)で、中禅寺湖は2万年前の噴火によってできた堰止湖です。

男体山は別名二荒山といい、日光でも有名な二荒山神社の境内にあり、冬季は入山禁止で、5月5日に山開きとなりました。登山と言っても二荒山神社の奥宮への登拝という形となります。入山料510円を払って(お守り付き)登山道というか登拝道を登り始めます。

参道なだけに、けっこうな直線で登るので予想だにしていなかったキツさです。途中、3合目から4合目は舗装された一般道を通りますが、その先は岩場も多く、まったく余裕がありませんでした。息もたえだえに登っていると、ところどころにシロヤシオが満開となっており、心をなごませてくれました。

8合目からは溶岩が固まった軽石のような砂利道が始まり、これも登りにくいものでした。写真は9合目から頂上を目指すところです。

なんとかかんとか3時間かけて頂上に到着。2486メートルの山頂です。山頂には二荒山神社の奥宮があるのですが、鍵がかけられていて参拝できませんでした。

(Cap)左から山頂の奥宮、二荒山大神の像、左奥に2012年10月に再建された大剣

 

頂上は広々としていて眺望もよく、まだ晴れていましたので景色を楽しみながら軽く昼食を摂り、下山となりました。結果的に行程6時間ほどの登山。下山のあとは日光宇都宮道路・清滝ICの近くにある「やしおの湯」で汗を流し、帰路につきました。

(Cap)山頂から見た中禅寺湖、さすがの一等三角点

が、登山ばかりで「日本酒道楽」というタイトルを忘れていやしまいか! という声も聞こえてきそうです。

●栃木の酒「仙禽」と「鳳凰美田」

 

そこでせっかくなので栃木つながりということで(強引ですが・・・)、いつもの矢島酒店に栃木の酒を買いに行ってきました。すでに気温も高くなってきていますので、生酒と火入れ酒の組み合わせです。

生酒のほうは「仙禽」(せんきん)の「クラシック仙禽 無垢2018」。栃木県さくら市にある酒蔵の仕込み水と同じ「鬼怒川水系」で作付けされた、ドメーヌさくら山田錦を使用した一本です。

開栓したときのプシュッという音とともに広がるフルーティな香りと酸味が絶品です。登山の筋肉痛も忘れてしまいそうです。この蔵は同じようにドメーヌ作付けされた亀の尾、雄町でそれぞれ酒を醸しています。こちらも今後試してみたいですね。

 

もう一本は連載でもおなじみの「鳳凰美田 剱」。こちらは瓶詰めした後に火入れしているので、常温とはいわないまでも冷暗所に保存できます。もちろん、そんなに長くおきませんけど(笑)

辛口純米と銘打っていますが、鳳凰美田だけにフルーティです。開栓するとあっという間になくなってしまうので、財布にやさしくない一本です。

ほかにも「大那」「辻善兵衛」「若駒」など栃木県は銘酒がたくさんあるので、いろいろ楽しんでみたいですね。

 

 それではまた、酒好一男でした。