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日本酒道楽 46

ある日の酒好            酒好 一男

 こんにちは、酒好一男です。

 

今回は私がどういう具合に飲んでいるかをご紹介します。

 

ある夜、私のいきつけのお店に行きました。初めての人にはわかりにくいところにある店です。店にしては重い扉を開けて、カウンターに座ります。

 とりあえずビールを頼みます。それもアサヒビールの店舗限定「琥珀の時間」です。

充分に喉をうるおして次に訪れる至福の時間を待ちかまえます。

 

 

最初に訪れたのは、新潟県「高千穂」の愛山と雄町のブレンドです。

 愛山だったり雄町だったり、それぞれで十分売れる銘柄です。なのでミックスしているのがもったいないと思ってしまいます。愛山や雄町は基本的に甘味がありますが、このお酒は両方の米の味わいがありながら、甘味がなくすっきりしている、ヤバいやつです。この店はこういうものを出してくるんです。

 

 

 

 

 

 

続いては秋田県「まんさくの花」限定品の「直汲み」です。

もう終わりかけでしたが、まだ微発泡が残っていて辛口ですから、刺身に合いますね。

 

 

 

そしていつもの三重県「而今」です。

酒未来で醸した而今はすっきりとした旨口です。酒未来を作っている高木酒造さんありがとう。と思わず言いたくなります。

続いては初見の酒、「Orizuru」のおりがらみ。

山口県阿武郡の阿武の鶴酒造が醸す酒。ずいぶん酒造りを休んでいたらしく、息子さんが後を継ぐにあたりタンクが使えないので「東洋美人」のタンクを借りて醸してみたとのこと。山田錦を使用し、東洋美人系統の味になっていますが、甘味はありません。それが逆にスッキリ系になっていて、これは掘り出し物でした。山口県は銘酒が多いです。

 

 

 

 

 

 

いつか蔵見学に行きたい長野県「川中島幻舞」。

こちらも山田錦。あてにはキンカンと豆腐。口の中がさっぱりして、酒が進みます。

 

 

 

 

勢いがついてきました。続いては愛媛県の「寿㐂心」。

愛媛県はちょっと重めの梅錦が有名ですが、こちらはスッキリ系。山田錦を使用し、旨口になっています。こちらのお店には長年お世話になっているので、私の好みの酒を次々と出してくれています。

 

 

 

 

再び愛山に戻って、栃木県の「東力士」極一滴雫酒。

愛山のおりがらみは必殺のお酒です。

飲みやすすぎです。

 

 

 

 

山形県「栄光富士」。

地元の米、出羽燦々を使った限定酒。

加藤清正公由来の酒蔵です。

 

 

 

 

山口県岩国市の「日下無双」。

杜氏の日下さんの名前を使った自信作。

山口県の米、西都の雫を使ったおりがらみ。

真っ赤な瓶が目を惹きます。

 

 

 

そろそろシメということで、栃木県「鳳凰美田」のスパークリング。

酒好はシメの酒に発泡系をセレクトしていますが、それをわかってくれている店長が出してくれました。

 

 

 

 

よし、これでと思ったら、さらに出てきた隠し玉。同じく鳳凰美田の燗酒用。

米は雄町を使っていますが、温めても乳酸菌飲料のような味が一切出ず、すばらしい燗酒となっています。

 

このような具合で、相当飲んでいる気がしますが、翌日は二日酔いもなく会社に向かった酒好なのでした。

ちなみに料理が写っていませんが、きちんとコースで出していただいているので、お腹も満足です。本日もごちそうさまでした。

ではまた。

 

酒好 一男でした。