NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

匠・西麻布・五十嵐テイラー 5   「ルーヴァー」

 五十嵐匠を頼って服を作る人たちが多い、

男たちから服を作る行為が消えた。

20世紀後半までは自分で好きな洋服をテイラーで作っていた。

生地から選んで作る行為は誇らしげで、楽しかったような気がする。

一人前の男として服を作ることで自分の成長だと、心に刻んだような、満足感があった。

しかし、21世紀、街からテイラーは消えた。

東京西麻布にある、小さな洒落たテイラー「ルーヴァー」がある。

少ない洋服仕立て人・五十嵐・が持つテイラー・ショップだ。

Nagasawamagazineスタート時に、第一回の取材をしている。

(匠の技、匠の技2をクリックください)


五十嵐が唱えるモードは、やはり大人が生きるファッションだ。

そして、五十嵐が作るオシャレは、

例えば、ジャケットなら少し豪華な生地を選ぶことから始まる。

柔らかくて、ソフトならカシミヤだろう、黒か濃紺がベストだという。

そして、秋から強く推奨したいと強く話す。

何故なら、羽織るなら秋がオヤジたちお装いに欠かせない定番だからだ。

パンツはグレーが基本だが、むしろ鮮度生きるチェック柄でも面白い。

着こなしが難しそうという声もありましょうが、ご心配なくそれを着こなす、すべを持っている男たちだと信じる、彼は話す。

グレーはそもそも、男のベースカラーのひとつであるうえ、無彩色です。

黒、濃紺も同じ、どんな色のアイテムともすこぶる、相性がいい。

いつもの着こなしが、明らかにモード、かつセクシーに見える。

五十嵐は強く伝える、作り、着せる喜びを感じるのはゲストが出来上がりを着て、オシャレが変わる姿を見られる、その瞬間だと。

ゲストの表情が満足なスタイルを見せてくれることだと、付け加えた。

 

洒落おやじを格好良く魅せてくれる一枚のジャケットはどんなファッションが流行ろうとも不変の存在、それは間違いのないテイラーを選んで作ってもらうべきだと僕は感じる。



西麻布に存在する「ルーヴァー・五十嵐」でその装いをリクエストすれば、「遊び心、洒落た、演出が漂った」「素敵ですね」な熱視線を独り占めできる。

 

洒落おやじは、自分自身の選びも肝要だが本質でじっくりと吟味してくれる「匠・五十嵐」のお眼鏡にかなう一着のジャケットに腕を通してくださいませ。

それが、テイラーという名の“幸運”が縫い込まれている洒落者が愛する「ジャケット」なのだ。

 

企画取材・nagasawamagazine・編集部