NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

匠の技、ルーヴァー 6

オーダーメイド

最近、若者たちの間でファッションの変化がみられるようになった。

今までは、デパートの洋服売り場でも、専門店でも既製服を買っていたのが最近ではイージーオーダーする人が増えてきているとニュースで報じている。

 

以前から思っていたことだがイージーオーダーで作るなら一度は、オーダーメイドで服を作ってみるべきだ。

何故なら人それぞれ体形が違う、セーターとか下着は身体に収まっているので、作る必要はないが(それでも下着などもオーダーする人もいる)少し経済的に余裕があれば、絶対オーダーメイドだろう。

何故なら服はその人を表すというからだ。

生地も自由に選べる、スタイルも好きな形に出来る、なによりもしっかりとした、見事な出来上がりが楽しめるからだ。

勿論、イージーオーダーも、ある程度同じにできるが、オーダーメイドの作る工程とはまるで違う、正統を知る大人の服が出来上がるのは、やはり、オーダーメイドだ。

 

一般的に正統を知る大人の服装、スーツ、クラシコ、服の、かくあるべき姿、をいう。

高価な服がハンガーにかかっているのを見て「美しい服」と感じたことは誰しもが、何度かあるははずだ。

また、人がスーツを着ているのを見て「素敵な服」「いい服」だと感じる服もある。双方、必ず男の服を見て感ずるはずだ。

「美しい服」それはデザインされた服のことだ。

アルマーニなど、店舗で見ると「美しい服」だと感じるはずだ、それは、デザインされた服だからだ。

「素敵な服」「いい服」と感じ、みられる服は服造りの達人か匠が手掛けたオーメイドの服だ。

職人が体を見、さすって、服を作り上げる作業はある種、芸術だと思う。

細かな部分、肩、胸、袖、お腹回り、その他、など、二度、三度の仮縫いを得て服が出来上がる、それが「素敵な服」「いい服」として、人を包み込む。

それが、オーダーメイドの醍醐味だ。

勿論、どちらの工程の服を選択するかは、個々の自由である。

だが、余計なお世話かもしれないが、匠といわれる服職人の数は少ない。

多分、東京には数十人、いるか、いないかだろう。

 

「匠」五十嵐 司、服職人だ。

数少ない仕立てや、の一人だ、nagasawamagazineでは「匠」の世界を追っている、靴、シャツ、時計、などの職人だ、それも特別な技を持った人たちだ。

今回、五十嵐 司の「いい服」の美しさを見て、オーダーメイドの素晴らしさを考えてみよう。

 

 

企画・取材・写真・nagasawamagazine・編集部・2016・10・21