NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

ヨーロッパ・ホテル事情

「ブルガリホテル&リゾート・ミラノ」

  森に囲まれ、優雅で落ち着きを感じる・「ブルガリ ホテル&リゾート・ミラノ」

車は坂を感じながら黒と白で身を包んだ建物の小さエントランスに滑り込む。
ブルガリファッションに身を包んだ男達が素早くゲスト達を迎える。
2004年5月にオープンした「ブルガリ・ホテル&リゾート・ミラノ」はもう、10年近く経つがその優雅な佇まいは変わらない。何度訪れても心が弾む。ミラノ中心部、緑が濃い一角に建つホテルは白と黒の外壁でデザインされ、豪華さは感じないが心地いい優雅な雰囲気が身体を包み込む。

ホテル・エントランスは狭いがイタリア最高の建築チーム、アントニオ・チッテリオ&パートナーズが手懸けたホテルでの、これからのライフスタイルの楽しさと滞在の安心感を与えてくれる。
また、エントランスにはブルガリを主張する香りがこれからの滞在に限りなき期待感を抱かせる見事な香りの演出は流石だ。
黒でコーティングされたエレベータは、ゲスト達を部屋に導いてくれる。
元僧院だけあって部屋を結ぶ通路は入り組んでいて各部屋にたどり着くまで、なにか、ミステリアスだ。

イタリア最高の建築チームが手懸けたホテルの部屋にはウエルカムメッセージと果物、チョコレートがベット脇に添えらブルガリスタイルに染まる。
旅人達が旅の疲れとやすらぎのベットには、硬さを選べるポルスター(長い枕)がゲスト達を迎えてくれる。
窓際の近くに設置されたバスルームには、おなじみのブルガリアイテムが並べられていてラグジュアリーな雰囲気が更に盛り上がりを感じる。
部屋はスーペリア、スイート、ブルガリスイートを含む、6カテゴリーに分れていて全てに最高のもてなしが提供されている。
ソファなどのインテリアはブルガリの考える上品さをバックアップする逸品が並ぶ。
エントランスから奥に続く細長いロビーラウンジは、ゲスト達のコミュニケーションエリアだ。、大きなソファが置かれゆったりとした、時間を味わえる。

また、夜は計算されたライティングが隅々までなされ、その憎い演出がミラノのファッショナブルな人たちに、余計華やかさを感じる
ラウンジを通りすぎた右の奥はバーエリアになる。バーの前には、緑のガーデンが広がる、以前あった僧院の庭園がそのまま素晴らしく再現されている。

緑の庭園を見渡せる室内バーコーナーと背中合わせに、メイン・レストランがある。

そこは、僧院の礼拝堂だったところだ、美しく優しくデザインされて落ち着きを覚える。

シェフのエイオ・シロー二が作り出す、こだわりの料理が白い深皿に盛られて、華やかにテーブルを飾ると、元礼拝堂の厳かな雰囲気とのバランスが一段と映え、特別な時間が流れる。
その瞬間、ゲストであることの満足感と誇りが至福の空間を作り出す。
また、 アクアエリアは他のホテルでは味わえないすがすがしさと、すっきり感が同時に体験できる。地下のアクアエリアは、プール、サウナ、フィットネスなどがバランスよくデザインされ部屋からガウンのまま最高のエクササイズのサービスが受けられるのも流石だ。
なかでも、プールエリアは幻想的な趣が漂い常に香がたかれリラクゼーション効果が得られるのがうれしい。

最高のブルガリスタイルが随所に感じられ包まれる。

そして、ホテルを取り巻く雰囲気は色彩、香りが見事に調和され、ゲストたちと、ホテルマンたちとのエレガントな会話が飛び交う。
ゲストたちが滞在している毎日を、飽きさせないような気お配りはブルガリという最高のブランドならではの、瞬間を覚える。

こんなに、気分を高揚させ心躍る時間をプレゼントさせてくれるホテルは世界中さがしても、あまりないだろう。
いま、世界のあちこちにに、ブランドが手懸けたホテルがある。
アルマーニはドバイにオープンさせ、いま、このミラノにも存在している。

世界に君臨するブランドホテル、共に優れたサービスが受けられ、与えさせてくれるが、共に優れた独特のコンセプトをもち、競い合っている。
いま、ミラノ・ブルガリ・ホテルは、他には真似できない「上質の品に包まれた、ラグジュアリーブランド・ホテル」として確固たる地位を確立している。

2006年春にオープンした、「ブルガリ ホテルズ&リゾート・バリ」は「ミラノ・ブルガリ・ホテル」のコンセプトは同じだが、まったく違う感性を持つホテルだ。
バリという気候、雰囲気に合ったホテルとして多くの人たちから支持されている。
今後、どんなエリアに新しいコンセプトを持った「ブルガリ・ホテル」が誕生するか興味は尽きない。

滞在していてみて、常にエレガントな気分でいられるホテルなんてそう多くはないだろうと感じた。

Bulgari Hotels and Resorts
Via Privata Fratelli Gabba 7b
20121 Milano - Italia
Tel + 39 02 805805211
Fax + 39 02 805805206
www.bulgarihotels.com



取材・文・写真・永澤 洋二(nagasawamagazine・編集長)
写真  ・ブルガリ・リゾート・ミラノ・提供