NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

作曲家・鈴木 邦彦 ・1

Nagasawamagazineは、いま20世紀の音楽シーンを歴史的に振り返えようとはしないが偉大な20世紀のカルチャーに敬意をこめて何人かの素晴らしいアーチストにスポットをあてていきたい。
 

第一回は、作曲家“鈴木 邦彦”日本のポップ音楽に新しい風を吹き込んだ天才にスポットを当てた。

日本のポップ音楽に新しい風を吹き込んだ天才作曲家

作曲家・鈴木 邦彦
作曲家・鈴木 邦彦


君は

20世紀ポップ音楽を


守る義務がある

20世紀半ば混沌とした日本の社会を明るくしたのは経済、そして音楽だ。

勿論、様々な要素が加わり現在の日本がある。

なかでも日本音楽文化の中で欠かせない演歌という部類のほかに新しい音楽が生まれたのも1960年半ばが原点だろう。
経済の成長、オリンピックが開催された60年代若者の音楽が巷に溢れ心と体をくすぐり、大きな波が訪れた。

ポップという聞きなれない言葉が若者の間に満ち溢れていた。
アメリカという偉大な音楽の宝庫から影響を受けた人たちが独自な音楽を生み出した。

その先端を走り時代を創り上げた一人に作曲家“鈴木 邦彦”がいる。

作曲家・鈴木 邦彦

現在も大きな課題をもって日本のポップ界をリードしている。

70才半ば決して若くはないが心は常に燃えている。

多くの歌謡ヒット曲を世に送り込んだ功績はここでは記さないが、いま21世紀で謳われ、作られた多くのポップ歌謡に多大な影響を与えてきた。

20世紀の音楽シーンは作曲家に大きく光が当たっていた、若い歌手たちの誕生には欠かせない存在だった。次から次と新しい歌手たちにその時代、時代の移り変わりを感じさせるポップ歌謡を提供してきた。

それが右肩上がりの日本経済にとっても欠かせない文化だったことは確かだ。


21世紀を迎え、時代を謳う流行の音楽はすっかり変わった。


誰もが自分で曲を作り楽器を奏で歌うことが今の音楽文化だ。

プロデューサー(Producer)はいてもコンポーザー(Composer)はいない、それが現在の音楽シーンの特徴だ。

そして今、20世紀で活躍したポップ歌謡作曲者たちは、自分たちが切り開いてきた音楽を今一度呼び起こそうとしている、いや主張してきている。

街中のカラオケで歌われている数々のポップ歌謡は圧倒的に20世紀でヒットした曲が多い。中村八大、宮川秦、筒美京平、三木たかし、平尾昌晃、20世紀のポップ歌謡黄金時代を作り、支えてきた多くの歌謡作曲家たちのメロディーがカラオケで輝いている。

その一人に鈴木邦彦がいる。

いま、鈴木邦彦は動いた。

鈴木邦彦が20世紀に書いたポップ歌謡曲は数百作曲に及ぶ、ヒット曲も「恋のハレルヤ」「長い髪の少女」「天使の誘惑」「恋の奴隷」「情熱の嵐」「酒場にて」などなど、今の人たちでも一度は聴き歌ったことはある曲が並ぶ。

いま、50歳以上の男女たちの心には深く刻み込まれている。

鈴木邦彦は、いま自分が書いたポップ歌謡曲を整理してみてある種の感慨を覚えた。

今、世に溢れている自由で新鮮な発想から生まれてきている21世紀のポップ楽曲は素晴らしい。若い力のエンターテイメントを感じる。
だが、20世紀に自分たちが作り生んだポップ歌謡には時代を創る躍動感と夢に向かっていく心の鼓動が響いている。
 忘れられているわけではない、人たちの心には思い出とともに深く刻まれていると鈴木邦彦は感じた、いま心も身体も躍らせている。


そうだ、20世紀に多くの人たちに感動を与え喜ばれていた20世紀のポップ歌謡曲をもう一度蘇らせたい。

20世紀に自分が作ったポップ歌謡と、温めてきた鈴木邦彦の曲をぶつけてみよう。

昭和、平成を超えたポップの本質を語ろう、今の時代に問いかけてみたい。

 

今、ラジオ日本にて『鈴木邦彦の音楽アラカルト』が始まります。

鈴木邦彦の音楽アラカルト|ラジオ日本 5月1日よりスタート

5月1日よりラジオ日本にて鈴木邦彦のレギュラー番組が始まります。

内容は、 鈴木のヒット曲・世に未発表の曲・鈴木の好きな曲・カバーで歌われた曲など、往年の歌謡曲ファンには懐かしい昭和の曲をお楽しみいただけます。


ラジオ日本「鈴木邦彦の音楽アラカルト」 

毎週月曜日~金曜日 朝5:25~5:30 

Nagasawamagazine・編集長・永澤洋二・2015・3・25・