NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

有賀雄二・アルガブランカ

NOBUの凄さ

松久信幸・NOBU・と有賀雄二の信頼

絆(きずな)

この言葉はもともと、しがらみ、呪縛、束縛の意味に使われていて、「ほだし」、「ほだす」ともいう。 人と人との結びつき、支え合いや助け合いを指すようになったのは、比較的最近のことだ。

世界的なシェフであり企業家、松久信幸氏の一番大切にしている言葉に“絆”がある。

 

Nagasawamagazineで取り上げている「有賀雄二・アリガブランカ」の中に「NOBU」松久信幸氏のことが大きなファクターとして出てくる。

今回のインタビューは「有賀雄二とアルガブランカ」を連載する上でどうしても「NOBU」松久信幸氏とのかかわり合いが知りたくて行ったものだ。

 

2015年2月5日、虎の門「NOBU東京」8周年イベントで日本に戻られた松久氏に忙しいスケジュールを割いていただいて行ったNOBU東京特別室でのインタビューは、緊張と暖かさに満ちた雰囲気で始まった。

 

精悍でエネルギッシュであり、さらに厳しさをも感じるが、優しい笑顔が印象的だ。

まず、「有賀雄二」との出会いを聞いてみた。

「有賀さんは自社ワイン“アルガブランカ”を持っています。ご存じでしょうが、彼は非常に熱い人です、“アルガブランカ”を世界にという強く熱い思いが僕の胸に響いたのでしょうね」

勝沼醸造にも行き、ワイン畑やワイナリーを見、そして、しっかりと試飲もした。厳しい環境から生まれた「アルガブランカ」は確かな手応えを感じたと話す。

「僕は世界の各地にレストランを37持っています。ですが日本酒は佐渡の“北雪”だけ。27年間お付き合いしています。世界にその味を広める手伝いをしたいからです」

一つの蔵元の酒だけを使っている純粋さ、義理堅さ、そして、男の約束、信頼、そこを大切にしている松久信幸という男の凄さを感じる。

有賀雄二に対しても同様に「何回か会っているうちに、僕ができることでジョイントしませんか、という話をさせていただきました」

世界を目指す有賀雄二の深い情熱が松久氏の心をとらえたのだろう。

松久氏ができるサポートは、彼が持っている世界のNOBUを通してチャンスを作ってあげること。その初めは「NOBU東京で“アルガブランカ・ディナー”をしたのが始まりですね」

その後、ロンドン、香港、ニューヨークの「NOBU」で、有賀雄二とのコラボが続いていく。

そのことで「アルガブランカ」が世界に伸びる。

「その土壌を作って差し上げるのが僕の役割だと思っています」と、付け加えた。

一つ一つの言葉を選びながら話すNOBU松久信幸氏の誠実さが伝わってくる。

この続きは、

Nagasawamagazine・4月号で。

取材・写真、2015年2月5日・虎の門「NOBU」にてnagasawamagazine・編集部