NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

(Aruga Yuji)

有賀雄二とNOBUとの絆

有賀雄二の第二弾、NOBUとの友情の証の一つである、2014年・11月、「香港インターコンチネンタル・ホテル・ニュース紙」に、書いてあるコメントを紹介しよう。

 

世界的に有名なシェフ、松久信幸(NOBU)氏が、NOBUインターコンチネンタル香港8周年を祝うため、11月21日と、22日に香港に戻ってまいりました。

彼の料理友達の二人、日本で最も有名なペイストリーシェフの一人である鎧塚俊彦氏と、甲州の勝沼醸造株式会社の代表取締役、有賀雄二氏を迎え、8周年記念8コースメニューを、ご堪能いただきます。

また、「NOBU」が出しているホテルコラムも同じ内容で英文記載している。

World famous Chef Nobu Matsuhisa returns to Hong Kong on Friday, November 21st and Saturday November 22nd to celebrate NOBU interContinental Hong Kong’s 8th Anniversary, On this visit he will joined by two of his culinary friends from japan-Toshi Yoroizuka, one of japan’s most famous pastry chefs and owner of three dessert restaurants in Tokyo and also Yuji Aruga, the Owner & CEO of Katsunuma Jozo Winery, Known for its wines made with Koshu grapes


有賀雄二氏と、NOBU松久信幸氏との出会いのエピソードは実に奥が深い。

二人の物語は聞けば聞くほど心が通い合う真実の友情で結ばれていることが分かる。

友情と仕事、商売と絆というある種の間柄があることは確かに存在している。

しかし、この二人の間には、違った付き合いがあるように思える、見える。

男と男が何かを通して結ばれるという話は数多く聞かれるが、二人の間は、もっと別のものが占められているような気がする。

友情と絆

この二人を語るには、二人の心の中まで探らなければいけない。


第一回「有賀 雄二・日本のワイン界の風雲児になれるか」を取材した際に有賀氏から発せられる言葉の中に、「自分のワインを世界に通ずるワインを造りたい・・・、そして、千年以上も前からこの地で栽培されてきた日本固有の甲州種ぶどうから世界に通ずるワインを造りたい」という「夢」が・・。

そして、「日本のワイン文化は、まだ育っていませんね、僕は日本の風土が作り出す食材に合った日本ならではのワインを造りだしたいと思っているんです」

日本の風土に合った食材を使い、それを調理して出す料理、日本料理に合ったワインが一番合うと熱く語っていた。


「贅沢をいえば、料理を作る調理人がワインを選んでほしいですね」 という言葉が耳に残っている。その思いは、NOBU・松久信幸氏も同じだろう。


彼の料理哲学はまさに、世界に通ずる料理を作りたい、日本料理文化を広めたい。

その思いがNOBUの心の底にあったと感じる。


まさに、有賀氏が叫ぶ「日本料理に合ったワインを」二人の心はそこで繋がる。

NOBU INTERCONTINENTAL HONKON 8th ANNIVERSARY DINNER.
NOBU INTERCONTINENTAL HONKON 8th ANNIVERSARY DINNER.

ここで、世界的な調理人・松久信久氏のことを少しふれておこう。

既に多くの人たちはご存じだろうが。

現在、世界には多くの有名、著名なレストランが存在している。


フランスの「ミシュラン」に登場するレストラン、シェフたち、しかし、最もその名を知られた日本人シェフと言えば、NOBU松久信幸氏であることは、もはや、誰もが認めている。


世界でその名を広め日本に戻り、青山に店をオープさせたのが1998年。

多くの顧客たちの舌を満足させていたがエリア開発に巻き込まれ店はクローズに追い込まれた。それによって、多くのNOBUファンを残念がらしたことは記憶に新しい。

しかし、NOBUは常に世界の各地で料理界のトップとしての地位を、ニューヨーク、香
港、ロンドン、世界17か国30数店舗で築き続けてきた。


そして、再び2007年1月、ホテル・オークラ東京がある虎の門、エクスクルーシブなエリアに、NOBUが新たな料理に挑戦をかけて、世界でもスペッシャルな店をオープンさせた。


待ちに待ったアジア最高のエリアにNOBUが帰ってきた。

日本ばかりか、海外からのエグゼクティブが、スペシャリテを前に盛り上がりを見せているさまは、まさにNOBU松久信久氏のセルブリティを確実なものにしている。

すべてはお客様のために


「お客様の笑顔が僕のすべて」

NOBU松久信幸氏、情熱と哲学だ。

 

「ワインの夢に向かって限りなく挑戦」
有賀雄二氏、ワインに賭ける情熱の哲学の言葉だ。

 

二人の情熱の哲学の言葉は似ている。

第三弾は二人の出会いと、お互いの和食、日本食に向けての哲学を追ってみよう。

2015256日、東京「NOBU8周年に向けてイベントが行われる予定だ。

当然、「アルガ・ブランカ」有賀雄二氏も参加することだろう、そして、帰国されるNOBU・松久信幸氏との食のバトルも、見られるはずだ。

Nagasawamagazineも、NOBU松久信幸氏にインタビューできるかもしれない。

インタビューができたら、有賀雄二氏との友情と絆、そして、NOBU・松久信幸氏の世界に賭ける和食の本音を聞きたい。

 

企画・nagasawamagazine2015年・新春・10