NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

俳優・テット・ワダ・3

愛しきバイク・テット・ワダ    北海道をバイクで奏でる

バイクと自然と人情・熱い男が語る!

美しい富士山を眺めながらのライディングは楽しい
美しい富士山を眺めながらのライディングは楽しい

「テットの親友・バイク」

 

バイクを乗り始めたのは、11歳。ヤマハのミニモトクロッサーだった。きっかけとなったのは3歳の時から毎日乗っていた自転車。どこまでも、知らない世界へ連れて行ってくれるのが、2輪車の魅力だった。スピードとバランス。センターにまたがり、からだ全体でコントロールしながら、風と一体になる。太陽、温度、空気、湿気、雨、匂い、全てをナマで感じられるのは、オートバイしかないであろう。バイクなしでは、今の自分はなかったといって過言では無い程、僕にとってバイクは人生のパートナーである。

人生初のミニバイク 兄と
人生初のミニバイク 兄と

一体、今まで、何台のバイクを経験したのだろうか? マシーンには感情が無いというが、僕は同感しない。一台一台、人間のように個性があり、癖や機嫌すらもある。オートバイは人間に一番近いメカニズムやフェーリングがあると、僕は乗るたびに感じる。

先月は、人生初、北海道のキャンプツーリングに独りで行ってきたばかりだ。トータル走行距離は3300km。フェリー2回を入れると4000kmの美しい日本の北の旅だった。

 

盛岡でハイウェイを下り、岩手県は龍泉洞がファーストストップ。自然の美しさと偉大さに圧倒された。二戸、十和田湖&神社、恐山と周り、マグロの町、大間からフェリーに乗せる。函館から一気にニセコ高原、神威岬で海を感じ、小樽通って札幌でラーメン。夕日の中、結構な寒さのハイウェイを旭川へ。旭川で絶品のジンギスカンをBBQで頂き、青い池、富良野のフラワー、滝川ではエンジンなしのグライダーで、快晴の北海道の空を満喫

その後、稚内のサンセットに間に合うように、1100ccのセイバーを軽快に唸らしながら、北海道の大きさをV4エンジンで、一気に縮める。

稚内到着!日本最北端の地で見るサンセットは、真っ赤に燃えながら、海へと沈んでいった。

今日の太陽の熱と光に、「ありがとう」を告げるロマンティックなモーメントだった。

宗谷岬サンセット
宗谷岬サンセット

バイクの旅の醍醐味は、「出会い」でもある。

バイク同士、ご飯屋さんのおばちゃん、お客さん、子供、赤ちゃん、おみやげ屋のおじいちゃん、スタンドのおじさん、畑のおばあちゃん、学生、犬、猫、鳥、と、年齢や国籍を超えて、いろいろな分野の生き物と出会う事ができる。

今回の旅も、あらゆる町で出会った人ひとりひとりと、素敵なロケーションでエンジョイする事が出来た。クルマには無い、オートバイ独特な自然体の魅力だと思う。

 

 

大好きなバイク 

現在は都内には3台、郊外に2台所有する。

長距離用は、アメリカホンダ製VF1100 SABRE (1984)、 高速用に、NS400R(1985)、都内用に、JOKER(1996)と、ホンダヴィンテージが多い。ここ20年は、ホンダのV型エンジンの走りとサウンドに、魅了されている。

 

今年で34歳となるセイバーは、ニューヨークで乗っていたものを、個人で輸入した。アメリカホンダがアメリカ大陸用に生産したアメ車で、逆輸入車ではない。現在日本には、3−5台しか確認されていないレアなモデル。オーバードライブ5000rpmあたりでクルーズすると、グラヴィティとスピードのバランスの良い美しさを満喫できる。

ニセコ高原 VF1100セイバー
ニセコ高原 VF1100セイバー

NS400Rは、2ストロークV3。この型のエンジンは世界でこれだけとなる。高速域で、ライディングを優雅に楽しませてくれる。

当時のホンダが開発した、2ストロークレーサーレプリカのレジェンド車。ヨーロッパのマニアから「売ってくれ」とメッセージがくる。

筑波サーキットNS400R
筑波サーキットNS400R

好きな言葉

「Life is either a daring adventure, or nothing.」

                         Helen Keller

最後にオススメの映画をひとつ。

「Motorcycle Diaries (2004)」

・バイクで旅行

国から国へと走り、食べ、話し、笑い、のヨーロッパの放浪を1ヶ月経験するのが夢。トルコ、ギリシャからスタートし、クロアチア、ドイツで友人と時間を過ごし、スペイン、ポルトガルでフィニッシュ。一体どんな素敵な出会いがあるのでしょうか?想像するだけで、ワクワクします

No bike, No life.

Tet Wada

企画・写真・文章・テットワダ

企画・制作・nagasawamagazine