NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

ナタリア・ブルガリ

二コラ・ブルガリのコレクションを継ぐ愛娘・ナタリア・

ローマ生まれニューヨーク育ちの二コラ・ブルガリの愛娘・ナタリアがガレージを訪れた。間近に控えた結婚式で、どの車を使うかという楽しい選択もあったようだが、我々に興味を感じたのか取材に応じてくれた。


その、ナタリアが常々気にしていたことがある、それは、父二コラの愛車たちのことだ。

こんな素晴らしく、美しい車たちを今後誰が管理をするのか、博物館にでもして、一般の人たちの公開するのだろうか、そんな悩みの中、ナタリアは「悪いけど、私が継がせてもらうわ!」可愛らしく、強い言葉が印象的だった。

二コラ・ブルガリには四人のお嬢様がいる、その三番目がナタリアだ、幼い時から父のクラシックカーに囲まれて育ったので、愛着は誰よりも強い。

宝石屋のお嬢様らしく、クラシックカーのボディカラーにとても魅力を感じたともいう。


我々と一緒に一台のお気に入れの車・1950年製・オールズモビル88コンパーティブルに乗って街中に出て撮影に参加した。


「クラシックカーにはデリカシーが必要なの。エンジンのかけ方のコツや車のクセなどよく知らないと駄目ね」「このオールズモビルは、オートマだからいいけど、車によっては凄く癖があるので確認してから乗るようにしているのよ」

イタリア車よりもアメリカ車が好き、だって、カッコいいもの!

お父様のニコルの好みは、しっかりと娘にも受け継がれている。


「イタリアの車より、アメリカの車のほうが好きかな」

そして一言、「イタリア車は、どこか何かデザインの調和がかけているような気がするの」世界一美しいデザインと言われているブルガリ、それを代表するお嬢様の発言に思わず、うなずいてしまう。ナタリアがオールズモビルを運転して走っていると町が二コラの車の歴史と共に、突然、生き生きと輝きだした。


撮影が終わり、結婚式には絶対持っていくといっていた車を選んでいる姿は

とてもチャーミングだった。


結婚後は、やはり車好きだというご主人と、一緒に、

アレンタウンに来る機会も増えそうだ。


「彼はこのガレージがとても気に入っているの」

そして、「生きている歴史」を大切にしていきたいという二コラの影響も

しっかりと受け継いでいる。

企画 永澤洋児 2015314
取材日/場所: 
20059月(オフィス・プロジェクトイン)