NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

深江賢に聞く~回顧録スペシャル~
洒落おやじの青春取材記 工藤
特集記事 ANA

アイ・ドクター覚堂の独り言 第八弾

心の平穏

やっと少し春めいてまいりました。

皆さん健康大丈夫でしょうか?

ここのところの寒暖の差が激しい状況だと体調を崩しやすいですね。

さて、どうも私の道楽もひと段落つきそうな気配を感じております。

別に何かに興味が無くなったわけではないのですがふと気づくと

最近は休日になにかを物色しに行く気にもなりません。

花粉症でダルイせいでしょうか。

ただ別にそれで寂しい気持ちになったりもせず心穏やかに過ごせます。

己の「分」を知ったのでしょうか?

私の幸せは、数多く偉いお坊さんとお話をさせていただく機会を得たことでしょうか、その中でのお言葉が、幸せは「心の平穏」であること。

「当たり前の日常の有難み」はナントなく分かっていたつもりだったのですが

日々の生活の雑事にかまけていると、そう言う大事なことが抜けてしまいがちです。自分の愚かさには呆れてしまうこと、度々、ですね。

 

閑話休題 家内が「佐和子の朝」と言う番組が好きで毎週見ているので、私も何となくボーっと一緒になって見ていて、いつも気になっていたのが心に響く曲?とか云うところで皆さんそれぞれにお気に入りの曲があるんだな~と、なんとなく安堵?している自分に気づきまして、実は私は音楽だけは手放せません。それがどうした?と思われるでしょうが、誰でも趣味の段階を超えた何かを心の中に持っているものです。

それが何であれ、何かを持っているというだけで、安堵できるのだと。

それが、偉いお坊さんが僕に話してくれた「心の平穏」ではないでしょうか。

私にとっての「安堵」音楽です。

以前ご紹介申し上げた音楽を聴くイヤフォンですが今は新しいものが、欲しいとは思いませんが(以前はいい音を求めて、秋葉原まで走りましたが)

今手元にあるいくつかの優れたイヤフォンをその日の気分で使い分けて、就寝前に、お気に入りのアルバムを揃えて、聴きながら穏やかにその日一日を終えるようなになっております。

大抵は一枚のアルバムが終わる前に寝てしまっていますが、気分は最高です。

「心の安堵」が、モーニングでは感じて慌ただしく朝の身支度を済ませ、診察に出るわけですが、音楽はいいものです。

 

今月の締めくくりは、私の恩師である北里大学眼科主任教授、清水公也先生が退任されたことをご報告します。

白内障の世界的な権威である清水公也教授の退任記念会があり、その席で先生の略歴が披露されたのですが「見えなかった」が「見える」ようになることが患者さんたちにとってどんなに素敵な事か、大事な事か、またまた思い知らされてしまいました。

常に高いモチベーションで約40年変わらず研究と手術をされてこられた先生は、私のような凡庸な人間から見ても羨ましく、勿論大変立派な事だと思うわけです。

この4月からは山王病院のアイセンター長としてまだまだ現役で診療に当たられるようです。先生の業績は白内障手術だけでは無く「屈折矯正」全般にわたります。困っている方が日本人には多いと思いますのでもう駄目だと諦めずに一度先生に助けを求めてはいかがでしょうか。

私は、まだまだ、先生のところまでは到達しておりませんが、一眼科医として、地域の人たちの助けになるように頑張っております。

「心の平穏」穏やかで、安らぎを感じる毎日であることの証です。

健康こそ、生きる喜びを味わえると深く感じているこの頃です。

平本覚堂  2016年3月5日