NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

ドイツの旅

「バルト海・リューゲン島ビンズの旅」

 

 

 

ドイツ観光局の招待でドイツの北東側(バルト海)水の風景として知られている地域の旅に出た。ドイツ観光の目玉である北海、バルト海の旅はハンブルグからのルートが多いのだが僕はベルリンから入った。ベルリンでの街歩きはヨーロッパの各都市に負けない賑やかさが感じられ,流石、経済の上昇気流を覚えた。街は活気で溢れ、人たちの装いはヨーロッパファッションで満ちている。食べ物は、ソーセージはもとより、フランス、イタリアの香りが街に溢れている。 勿論夜のベルリンも捨てたものではない。

 

 

翌朝、ベルリン東駅から列車での旅が始まった。ユーロドイツ鉄道(OB)の、ゆったりとした個室での旅は、ヨーロッパ列車独特の雰囲気が感じられ満足感を覚えた。美しい車窓の風景は日本のどこかで見られるような田園地帯に似ていて、東ドイツの痛ましい歴史からは想像できない楽しい列車の旅だ。しかし、西ドイツのように洗練された観光に対する備えは余りなされていなかったように感じたが、それもむしろ気持ちいい気分だ。 シュトラールズンド、スエーディンに近い小さなリューゲン島は、大小の島を橋でつないだドイツでの屈指の人気のリゾート地だ。バルト海と、葦に囲まれ、湖に挟まれた美しい街並は小さいが居心地がいい。海岸線にはオシャレなコテージが並んでいる。海に突き出した桟橋はバルト海の潮風が肌で感じられて心地いい。桟橋手前には、レストランや、お土産や、が並び賑やかさを演出している。 穏やかなバルト海を眺めながら素足で砂浜を歩いた感触は忘れられない。

 

オストゼーバートビンツ(Ostseebad Binz)通称・ビンツは、リューゲン島の中でも高級な避暑地だ。お金持ちの美しい別荘が海岸線に立ち並んでいてその合間にヨーロッパ三ツ星ホテルが数多く点在している。 ドイツ人気のリゾート地なので多くの人たちが楽しい時間を過ごしている姿は、以前の東ドイツ世界を忘れさせてくれる。 

 

ある雑誌の写真に見られるようにフランス、イタリアにあるリゾートとは、ある意味、まるで違うが景色の中にある優しさは抜群だ。豪華、贅沢ではないが、清らかなリゾート地であることは確かだ。そして、何より列車の旅は尚更、格別だ。ヨーロッパを旅するなら、レイルヨーロッパのダイヤを調べての旅ができれば一段と楽しさがよみがえる。フランス、イタリア、スイス、人気の旅行地よりあまり訪れない街、村を列車路線の旅をお勧めする。 今回の旅で感じたことは、もっとドイツに足を運んでほしい、それも誰も訪れていない場所に、心が癒されることに間違いないと感じた。

 
 

 

東ドイツの人たちの優しさに触れると、日本人の性格に近いなあー、とすごく感じた、その後各地のドイツの人たちにも同じ思いを改めて感じたからだろう。 企画・取材Nagasawamagazine・編集長 次回は、「誰も知らないドイツ」期待してください。