書道・習字を習おう
独立書展 国立新美術館
友人が出展している習字展を六本木「国立新美術館」に見に行った。
僕たちの年代は、全員習字を習っているはずだ、しかし殆どの人が字が下手なのか、不思議だ。
冠婚葬祭で自分の名前を書く時のドキドキは、多分誰でも経験があるはず、
普段、パソコンですべてをすましているので字を書くという行為、いざとなると、落ち着かないし、書くことに拒絶反応が起こる。
あー、もっと字を、習っておけばよかったと思う。
しかし、まだ、間に合う。
しっかりと「習字を習おう」と友人の「独立書展」を見て深く思った。
六本木にある「国立美術館」は、都心の住宅街の一角にあり非常に便利だ。
そして、近代的でファッショナブルな建物だ。
一階ロビーの展示場所「独立書展」開催されている。
一階から三階までに至る大きな展示所が65回「独立書展」に出されている「書道」の数々が並んでいる。
1階には、書道で賞を取った人たちの「書」が並んでいる。
2階は、準会員のひとたちの「書」が展示展開されていて、3階は一般の人たちの「書」が並ぶ。
書道に関して、ウィキペディアにはこう記している
「書道は主に毛筆と墨を使いその特徴を生かして紙の上に文字を書く。
その技法(書法)には、筆法 間架結構法、布置章法があり、それぞれに様々な方法が編み出され、書体や書風などによって使い分けられている。
技法の習得には色々な教育機関を通じて書家に師事し古典を中心に学習し、書道展などに出品しながら技量を高めていくのが一般的である。」
改めて、「書道」に挑戦しようとは思わないが「習字」は必要だと感じた。
1階と2階に展示されている「書」を見て回った、各々個性的で素晴らしい作品ばかりだ。「書」もここまで書ければ「冠婚葬祭」が毎日でも恐れはしないだろう。
たしかに、すべての「書」には、各人の個性が出ていて迫力あふれる作品が並び、「書」の凄さに接して、改めて圧倒された。
「書」には大いに関心が深まったが、やはり「習字」程度に収めておいたほうがいいかなと感じた「独立書道展」でした。
取材・写真・nagasawamagazine・編集部・2017・1・16