NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

ヨハネス・フェリメール

上野美術館

小雨の降る上野に「フェルメール展」を観に来た。

多くの人たちが雨を避けるように博物館前に並ぶ、殆どが年配者だ。

車いすの年配者もいる。

17世紀のオランダを代表する画家として、世界の人たちから愛されているヨハネス・フェリメール。

生物学者福岡伸一「フェリメール光の王国展2018」ようこそ光の王国へなど、彼のフェリメール熱は高い。フェルメールの人気はどこにあるのか、僕にはわからないが、“フェリメール„を見たいという願望はあった。

福岡伸一は、こう言っている。

“「フェルメール展」フェリメールに魅せられたものとして足掛け年にわたって世界中を旅し、彼の作品をつぶさに見てまいりました。その結果、痛切に感じたことは、フェルメール自身の旅路を、時間の軸に沿って追体験することなしにはフェルメールを本当に理解することは出来ない„

 

いま、上野美術館で開催されている「フェルメール展」雨の中、長い列に並んで会場に入った。

すでに多くの人たちで埋まった会場は「フェルメール」の香りで雰囲気は盛り上がっている。

会場から出されているパンプレットには、

フェルメールの作品10点が集結し、日本の美術史上最大のフェルメール展として開催されたと記している。

確かに、世界の各地にある著名な美術館で行われている数々の美術展では味わえない、細かな優しさがこめられている。

会場はそれほどの大規模なものではなく、温かな雰囲気が会場内を包んでいる、コンパクトで、近くにフェルメールの絵を肌に感じられる。

穏やかで、優しさが会場を包んでファンの人たちの動きも静かで絵に集中しやすく、フェルメールの心が体感できるよう絵が配置されている。

また、会場では49の絵画がイヤホーンを通しての説明がされ、うれしい心配りだ。ゆっくりと絵を鑑賞できることでも、最高のおもてなしだ。

同時に17世紀が生んだオランダの多くの著名な画家の絵画をみられ、当時の文化や、ライフスタイルを感じることができるのも、フェルメール絵画展の最高の贈り物だと感じる。

ぜひ、足を運んでほしいオランダ文化を知る「フェルメール展」でした。

 

Nagasawamagazin編集部