NAGASAWA Magazine|ながさわマガジン

2020年アカデミー賞・受賞作品   ”世界の映画産業はアジアから生まれる“

映画監督・ボン・ジュノ
映画監督・ボン・ジュノ

映画「パラサイト 半地下の家族」を見てきた。

韓国映画として歴史的快挙、と東洋の映画人たちからお祝いの言葉が寄せられた。

話題の映画だ、丸の内東宝で上映されていた。

休日の夕方,映画館はまだの映画を見る人たちであふれていた。

休日の夕刻、韓国映画を見る人たちの流れは絶えず、多くの映画ファンがロビーに溢れていた。以外と年代の人たちが多く、話題の映画として人たちの興味を呼んだのかも。

内容は、今現在韓国が問題を抱えている、社会の格差問題をテーマにした映画だ。

世界でも格差問題は厳しい、中でも韓国は社会問題として叫ばれている、そのど真ん中問題を取り上げた映画だ。

内容は映画を観た人たちの心の中を探るようで、今は語れない。

とにかく、この映画が「アカデミー」作品賞なのか?体が震える。

華麗?上品?でのない、ただ、人間の心の動きが具体的に語られている。

汚さ、下品、生きるつらさ、人が持つ醜さ、羨み、など言葉では言い尽くせない世界を、まともの捉えた作品、今の韓国社会をまともにとらえた、見事な作品だ。

この作品が持ついくつかの問題点は、これからの世界社会問題に大きな関心ごとだ。

まともには見られない画面が続くが、それが我々の心の声だと自覚して鑑賞することが、この映画が本筋のような気がする。

写真は美しい光景だ、韓国の今の姿をとらえている。

金持ちのふるまい、貧乏人のスタイル、我々が知らなくてはいけない現在の姿を、この映画なとらえている。

映画を観て、席を立つ人たちは無言、ざわざわした風景はない。

 

2020年アカデミー賞受賞会場での韓国映画人たち
2020年アカデミー賞受賞会場での韓国映画人たち

[映画.com ニュース] 第92回アカデミー賞の授賞式が2月9日(現地時間)、米ハリウッドのドルビー・シアターで開催され、ポン・ジュノ監督が手がけた韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を制し、幕を閉じた。英語以外の外国語映画が作品賞を受賞するのは、同賞史上初の快挙となる。

ここ数年「白すぎるオスカー」といった批判や、#MeToo運動などの逆風を受け、ダイバーシティー(多様性)を模索していたアカデミー賞だが、「パラサイト 半地下の家族」に作品賞を与えたことで、文字通り新時代を迎えたことになる。授賞式で最初に同作の名がコールされたのは、脚本賞。その後、国際長編映画賞も続き、監督賞の受賞スピーチでは「最も個人的なことが、最もクリエイティブなこと」というマーティン・スコセッシ監督の言葉を引用したポン・ジュノ監督に対し、場内はスタンディングオベーションで祝福。そして作品賞の発表で歴史が変わり、会場のボルテージは最高潮に達した(映画・com)

最近映画を観る機会がない。魅力を感じないのかもしれない。この作品はアジアでのアカデミー賞受賞だという肩書に興味があっての映画鑑賞だ。しかし、昨今、韓国映画を観る機会が増えた。韓国映画専門の映画館も増え、一般的な韓国映画が見られるようになったからだ。結構、楽しい。そして、いま娯楽映画の世界はアジアがその主役をとろうとしている、ヨーロッパ、アメリカではない、勢いはアジアが握っている。

 

確かだ、面白くない映画を作っても意味がない、そんな発言だ。

娯楽に徹した、エンターテイメントは今の世界には少ない、中でも映画という大きなマーケットには、待ち望んでた。それが、今、アジアから世界へ、これからが大きな期待をアジア映画界に望まれている。

 

映画COM・2020/92回・アカデミー賞・参照(一部記事・写真)

nagasawamagazine・編集部